天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-11-15から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―俳句篇(1)―

俳句の鑑賞文の歴史を見ておこう。 俳句の鑑賞文については、大正七年四月に発行された、高浜虚子『俳句は斯く解し斯く味ふ』(新潮社)が、多くの読者を得て、また出版社も増えて、版を重ねた。このように一句について鑑賞する形式が始まったのは、服部土芳…