天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2010-11-23から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―俳句篇(3)―

近代において、俳人・与謝蕪村の名を一躍世に高からしめたのは、正岡子規であったが、その方法は、一句一句の鑑賞によってではなく、蕪村句集全体を分析・分類して評価したものであった。分析の項目は、詳細は省くが、以下のような設定であった。 ・積極的美…