天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-01-14から1日間の記事一覧

迦陵頻伽

「かりょうびんが」、サンスクリットの kalavinka の音訳である。仏教で雪山または極楽にいるという想像上の鳥。天女のような人頭・シギに似た鳥身。妙なる声で「若空無我常楽我浄」と啼く。仏の音声の形容ともされる。この空想上の鳥を詠んだ有名な歌がある…