天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-02-04から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―俳句篇(11)―

去年今年貫く棒の如きもの 高浜虚子 [山本健吉]昭和二十五年十二月二十日作。新年放送のために作られたもの。・・・旧年・新年を通しての一つの感慨が、「貫く棒の如きもの」という表現を生んだ。・・作者の感慨が、・・具体的なイメージとして提出される…