高橋睦郎は、歌集『爾比麻久良』(新枕の意味)において、枕詞を現代短歌に生かす試みをしている。更に新しい枕詞を作りだしている。その趣旨は次のようである。 「枕詞と総称されるいまでは顧られることのほとんどない言葉の 古枕を、記憶の庫から取り出し…
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