天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-05-06から1日間の記事一覧

春愁(2)

青春時代の春愁は、もてあますほどひどいものだった。里山に来て遊ぶ園児らは元気いっぱい。春愁のかけらも見出せない。 古民家の庭には古き鯉幟 たんぽぽや花のをはりのビッグバン 里山の苗代にちる桜かな 谷戸の田の畔に花咲くハルジョオン 登校の水木花咲…