天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-06-05から1日間の記事一覧

都忘れ

キク科の宿根草で植物名はノシュンギク。深山嫁菜(みやまよめな)を観賞用に栽培したものという。四月から六月にかけて花が咲く。 名を問へば吾妻菊ちふむらさきと白と咲きたる鉢の植込 伊藤左千夫 山に来て都忘れの花を見ぬ遠き痛みにかよふ花の名 田谷 鋭 …