天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-06-18から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―短歌篇(18)―

雪ひと日積みたるのみに街川は常なく深き 水音のする 時本和子『遠景』 著者の時本さんは、入門時から森岡貞香について短歌を学び、この歌集を校正中に森岡貞香が亡くなったという。現在は、結社「短歌人」に所属する。短歌暦は、二十年になろうというベテラ…