天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-07-23から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―俳句編(19)―

長谷川櫂著『子規の宇宙』は、購入してからかなりの期間、棚ざらしになっていた。正岡子規について、周知のことが書かれているのだろうという思いが、読み始める意欲を削いでいたのだ。本棚に目をやるたびに、気になっていたので、ある日手にとって初めから…