天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-09-12から1日間の記事一覧

空蝉

「うつせみ」に当てる漢字には、空蝉、虚蝉、現身、現身人などがあり、意味としては、現世、この世、現世の人、せみのぬけがら など。 うつせみは数なき身なり山川の清(さや)けき見つつ 道を尋ねな 万葉集・大伴家持 空蝉の羽におく露の木がくれてしのびし…