天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2011-12-24から1日間の記事一覧

紅葉狩(10)

「紅葉狩」連載の終りに、紅葉について二三補足しておこう。 「もみじ」に当てる漢字には、黄葉と紅葉があるが、万葉時代にはもっぱら黄葉が使われた。紅葉を当てるようになるのは、平安時代以降である。 文部省唱歌の「紅葉」は、みんなが歌ったり聞いたり…