天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-04-23から1日間の記事一覧

葉桜の季(とき)(1)

里山ではところどころに桜の白や紅の花群が残っているが、緑の葉が目立つ季節になった。新緑の初夏にうつる前の晩春である。鶯の声もしたたるように美しく滑らかになってきた。横浜市の舞岡公園では、春田に蛙の鳴き声がこころよく、水中にはお玉杓子の黒い…