天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-04-26から1日間の記事一覧

葉桜の季(とき)(2)

葉桜を詠んだ俳句や短歌は多い。葉桜には、花が散ったことの残念さ・虚しさとその後に湧き立つ生命力のたくましさ・暗さと両方の感情が伴う。 葉桜や又おそろしき道となり 暁台 葉桜の影ひろがり来深まり来 星野立子 葉桜や忘れし傘を取りに来ず 安住 敦 葉…