天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-06-13から1日間の記事一覧

菖蒲―短歌編―

和歌では菖蒲と書いてアヤメと読んだ。つまりアヤメと詠まれたのは菖蒲を詠んだのである。つくづくややこしい。よってここでは和歌の例を省略する。 菖蒲一束わがしかばねをおほはむに恥づ人殺し得ざりしこの手 塚本邦雄 紫に咲ける菖蒲の一ところ花明かりし…