天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-07-04から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―詩 篇(5)―

今年一月十五日に初版が出た岡井隆の『森鷗外の『うた日記』』を読んでいる。森鷗外の『うた日記』は、彼が日露戦争に軍医部長として従軍した際に、詩・短歌・俳句で綴った日記である。岡井はこの作品についてさまざまな面から鑑賞・注釈を書いている。高見…