天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-07-26から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―短歌篇(29)―

先日のブログ「犬の歌」のところで、老犬の介護日記についてご紹介したが、その後で紺野裕子さん(「短歌人」所属)の第二歌集『硝子のむかう』(六花書林、2500円)が刊行された。さっそく読んでいくと、老いたご両親の介護と飼い犬の看取りの歌が載ってい…