天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-08-02から1日間の記事一覧

合歓の花

梅雨が明ける頃、薄紅色の夢見るような花を咲かせる。糸の房に見えるところは雄蕊。葉は夕暮には合わさって閉じる。その風情が眠るようなところから命名されたという。ただ、漢字の意味は男女の抱き合う姿。 うつくしき蛇が纏ひぬ合歓の花 松瀬青々 風わたる…