天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-09-06から1日間の記事一覧

月(2)

現代短歌にも月は数多く詠まれている。月面着陸関係の作品をあげておこう。 月にゆく船の来らば君等乗れ我は地上に年をかぞへむ 土屋文明 月面に人が降り立つ大き代に短き日本の歌をいとしむ 宮 柊二 月面に醜き象(かたち)さらしゐむホモ・サピエンスの つけ…