天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-11-04から1日間の記事一覧

柿の実

甘柿と渋柿がある。渋柿は干柿にする。すべてをとり尽さず、数個を残しておく習慣があり、「木守柿」という。これは冬の季語。 つり鐘の蔕(へた)のところが渋かりき 正岡子規 潰(つ)ゆるまで柿は机上に置かれけり 川端茅舎 これを見て美濃の豊かさ富有柿 山…