天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-12-10から1日間の記事一覧

湯河原・万葉公園(2)

以下には、「文学の小径」の板碑に紹介されている俳句の例をあげる。 道ばたの墓なつかしや冬の梅 芥川龍之介 一生一瞬に去来すもずの声 山本有三 かれくさやまの雲白くゆうべおそし 萩原井泉水 したたりの音の夕べとなりしかな 安住 敦 春浅く柑橘の色とこ…