天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2012-12-15から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―短歌編(32)―

塚本邦雄に新古今天才論として『花月五百年』という本があり、それを読み終わった。過去に諸雑誌に発表した評論を集めたものだが、新古今集を編纂した歌人達と同時代に生きた新古今集入選の天才歌人たちを論じている。その中に「百人一首中の新古今歌人」と…