天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-01-14から1日間の記事一覧

薄氷

「うすらい」と読む。春先にうっすらと張る氷のことである。また溶け残った薄い氷のことも。万葉時代から使われている言葉で(2008年1月28日のブログ参照)、江戸時代までは冬の季語であった。明治以降に春の季語になった。 せりせりと薄氷杖のなすままに 山…