天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-02-12から1日間の記事一覧

早春賦(1)

鎌倉の寺々を訪れると、庭には蝋梅、万作、福寿草などの花を見かける。梅の開花は少し遅れているようだ。 ひらひらと鳩の降り来る寒九かな 潮風に菜の花の黄の揺れ止まず 潮風にほの白梅のつぼみかな 笹子鳴く岡井隆を責むるがに 一心に写経してをり福寿草 …