天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-02-28から1日間の記事一覧

早春賦(3)

藤沢の遊行寺では、月例の骨董市が開かれていた。元使塚のある常立寺では紅白の梅が七分咲きであった。江ノ島・奥津宮の境内には山田検校の銅像があり、その胸元に白梅が影を落としていた。日蓮上人刑場跡という龍口寺には史跡巡りの人たちが大勢来ていた。…