天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-05-13から1日間の記事一覧

初夏(2)

小田原城の濠の辺にある「御感の藤」は、花房が垂れると見栄えがする。今年もまだ咲いているかと見に行ったのだが、なんと無惨にも全部刈り取られていた。花が散り始めて蔓だけが伸び始めると一気に剪定にかけられるのである。藤棚は散髪した後のようにさっ…