天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-10-10から1日間の記事一覧

籾(もみ)

稲穂から掻き取った脱穀前の殻つきの米のことである。広島の山奥に住んでいた小学生の頃、「千歯」と呼ぶ足踏み式の機具で稲束から籾を掻き落す作業を手伝ったことがある。 地下足袋の破れより入りし籾粒が籾かつぐたび足裏(あうら) に痛し 小西久二郎 籾播…