千載和歌集は、藤原俊成の撰になる七番目の勅撰和歌集である。格調と抒情性が重んじられ、俊成が唱えた幽玄の心が加わる。また本歌取りのような方法的革新がなされる。 木枯しの雲吹き払ふ高嶺よりさえても月のすみのぼるかな 千載集・源 俊頼 照る月の旅寝…
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