天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-11-06から1日間の記事一覧

月(5)

新古今集になると、唯美的・幻想的・絵画的・象徴的・技巧的な面から月が詠まれる。題詠により複雑に工夫された象徴的な歌が工夫され、本歌取りや余韻・余情をかきたてる体言止め、七五調の初句切れ・三句切れなどが特徴になる。 重ねても涼しかりけり 夏衣 …