月のシリーズの最後に、近現代の短歌に詠まれた例をあげよう。月は客観的な景物として詠まれ、和歌の時代のように月になにかを託すといった傾向は薄くなる。 思ひきや月も流転のかげぞかしわがこしかたに何を なげかむ 柳原白蓮 何事も人間の子のまよひかや…
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