天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-11-19から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―俳句篇(34)―

高浜虚子に拠れば、俳体詩とは「連句を変化さした一新詩体を創めて見るのも善からうと思ふと漱石子にいふと、漱石子は、それは善からう、俳体詩とでもいふものか、といはれしより」生まれたものであるという。実は既に与謝蕪村の「春風馬堤曲」がラディカル…