天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-12-14から1日間の記事一覧

『まはりみち』

「短歌人」所属の伊藤冨美代さんの歌集の名である。歌集を読んで受ける印象は、短歌の王道を真直ぐに歩んで来られた作者だなあ、ということ。即ち、短歌の快い韻律がしっかり守られている点、枕詞、比喩、擬人法、オノマトペ などが無理なく用いられている点…