天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-12-19から1日間の記事一覧

餅搗(もちつき)

正月が近づくと餅搗が始まる。冬の季語で、傍題には「餅の音」「餅の杵」「賃餅」「引摺り餅」「餅筵」「餅配」「餅米洗ふ」「餅搗唄」などと豊富である。 搗きあげし餅を嬰子のごと運ぶ 肥田埜勝美 餅筵踏んで仏に灯しけり 岡本松浜 餅配大和の畝のうつくし…