天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-12-20から1日間の記事一覧

凩を詠む(2)

「こがらし」は木枯とも表記するが、秋から冬にかけて吹き、文字通り木の葉を落し枯木にする強風のことである。木嵐から来ているとの説あり。天気図の気圧配置が西高東低型になったときに吹く。 こがらしの雲吹きはらふ高嶺よりさえても月の澄み のぼるかな …