天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2013-12-25から1日間の記事一覧

凩を詠む(4)

凩は晩秋から初冬にかけて吹く北西寄りの強風だが、冬の季節風としては、北風がある。凩よりも激しい。俳句では、凩とは別の季語になっている。 音にのみ夜の木枯を聴きゐたり少年の聡き耳は還らぬ 鈴木英夫 木枯しのある夜別れき また逢ひき 年経て君の妻と…