天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-02-08から1日間の記事一覧

立春を詠む(2)

今年の立春は関東地方では夕方から雪になった。ニュースなどで立春と言われると、急に身の周りの自然の中に春の兆しを探す気分になる。 春立ちて月の幾夜ぞ雑木々(ざふきぎ)の風騒ぐ枝に我が 眼閃(ひらめ)く 北原白秋 立春のくもる葎(むぐら)に十姉妹(じふし…