天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-02-13から1日間の記事一覧

立春を詠む(3)

立春の代りに、「春来る」「春となる」「春きざす」「立ち返る春」なども使われる。 立春の朝川渉る夢さめてわが身ひとつの古稀を思はむ 山中智恵子 透きとほる花の幻影夜々(よひよひ)に眠りをつつむ 立春前後 尾崎左永子 宵こそは立春の日の濃紺なれ聴診を…