天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-03-06から1日間の記事一覧

鑑賞の文学 ―俳句篇(39)―

みちのくの淋代の浜若布寄す 山口青邨 前回、森澄雄の俳句について述べた「詩としての真実」が、この句についても言えることが、三月号の「古志」での大谷弘至主宰の解説「俳句のために」で分った。大谷主宰も森澄雄と同様な考え方である。以下に大略を引用…