天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-04-02から1日間の記事一覧

春潮(はるしお)(1)

春の海水。春になると潮の色がしだいに淡い藍色になり、明るくあたたかく感じられるようになる。干満の差も激しくなる。春の潮(潮は「しお」あるいは「うしお」)、春潮(しゅんちょう) などとも言う。 悲しみてひとり来たれる現身を春の潮のおとは消たむか …