天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-04-06から1日間の記事一覧

春潮(3)

春のゆったりした気分に潮の音は快い。ただ早春の潮は荒々しい面が残る。特に春一番、春の嵐の頃は勇壮な光景が見られる。 夕鳥の翔(と)び立ちゆきし多々良浜ゆたにたゆたに寄する 春潮(はるしほ) 山埜井喜美枝 髪梳(す)けるちからこもりてひたぶるに春の潮(…