天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-08-21から1日間の記事一覧

塔の歌(2)

内藤多仲は、高さ4000mの塔も設計し、それに要する費用も概算していた。もちろんどこにも実現はしていない。東京スカイツリーが634mだから、その高さのほどが知れる。 泥濘にレモン沈める夕ぐれの心のなかに塔は直(すぐ)立つ 百々登美子 青く澄む吉備路の…