天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-09-09から1日間の記事一覧

砂の歌(3)

砂が喚起するイメージあるいは象徴するものには、もろさやはかなさがある。砂上の楼閣が典型。また「砂を噛むような」という比喩で、味気なさ・不愉快さを表す。ところが英文学の世界では、不毛・徒労、不安定といった負のイメージもあるが、希望・忍耐・勇…