天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2014-11-20から1日間の記事一覧

蜂の歌(1)

すでに2010年9月29日と今年の9月24日において取り上げているが、もっと多くの歌が詠まれているので、続きとしてあげていこう。 食卓の紅茶に蜂が来て嘗むる息づき速き腹が見えつつ 高安国世 秋日ざしの中に漂う蜂一つかそけき風に乗るとき迅し 高安国世 くち…