天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-02-17から1日間の記事一覧

氷魚(ひうを)

鮎の稚魚のこと。2,3cmで無色半透明だが、死ぬと白濁する。琵琶湖産が有名。生のまま醤油をかけて食う踊り食いが知られている。 吾が背子(せこ)が犢鼻(たふさき)にする円石(つぶれし)の 吉野の山に氷魚(ひを)ぞさがれる 万葉集・安陪子祖父 いかで猶ほ網代…