天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-03-14から1日間の記事一覧

鑑賞の文学―俳句編(41)―

蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな 芥川龍之介 今回は、俳句の評価に最高と最低との両極端がでることについて。掲句は中学校の国語の教科書にものったこともある有名な句なのだが、次に示すような両極端な評価がなされた。[飯田蛇笏]大正期の代表的俳人。俳誌…