天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-04-04から1日間の記事一覧

目刺(めざし)

イワシに塩をふり、五、六尾程度を竹の串や藁で目を刺し連ねて干したもの。冬から早春が旬で旨い。俳句では春の季語。 目ざし場の女一人子を負へる 高野素十 ぼうぼうと燃ゆる目刺を消しとめし 中村汀女 池袋二丁目常の目刺出て 岡本 眸 その反りのかかるす…