天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-04-22から1日間の記事一覧

懸巣(かけす)

カラス科の鳥で、九州以北の山で繁殖し、冬には暖地に移るものもいる。樹の枝の上に皿形の巣をかける。カシの実を好むところから、樫鳥の別名もある。 雪なかの堆肥にあさる懸巣二羽係蹄(わな)に捕(と)られて 二日生きゐし 結城哀草果 懸巣鳥何しかまぬる声…