天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-07-22から1日間の記事一覧

靴(3)

日本では平安時代に木履(ぼくり)が上流階級で履かれたが、束帯、衣冠、直衣などの着用に際してこれが用いられた。桐の木をくりぬき、黒漆を塗ったものであった。 喪のような空に帽子を投げつけて恋うるニコライ・ スタヴローギン 古明地実 いま脱ぎて置かれ…