天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-08-18から1日間の記事一覧

盆(3)

芋殻(をから)は、皮をはいだ麻の茎で、盂蘭盆の門火をたくときなどに用いる。俳句では秋の季語。 玄関先でおがらを燃やしご先祖が道に迷わないように明るくする。その火で提灯のろうそくに火をつけて、家に迎え入れる。 子をつれて夜風のさやぐ芋殻買ふ 大野…