吉野下市町に生まれ育った前登志夫の『霊異記抄』には、 以下の15首がある。 谷くらく蜩蝉(かなかな)さやぐ、少年の掌(て)に あやめたる黄金(きん)のかなかな 艶めきて椿の谷を冬わたるこの負債者に沼凍るなり 昼の星さやげる谿をのぼりくる童子を呼…
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