天野 翔のうた日記

俳句はユーモアを基本に自然の機微を、短歌は宇宙の不思議と生命の哀しさを詠いたい。

2015-10-25から1日間の記事一覧

歌集『思川の岸辺』(9)

従来の歌集では、小池さんの短歌の特徴は、副詞(句)の用法に顕著であるが、本歌集においても変わらず健在である。 トリニダード「三位一体」而(しかう)してトバゴは 「たばこ」 夕陽が赤い よろこびに満ちてふたりはただ居ればわが感情はしづか となりぬ …